土に触れること、作物を作ることを通じて、子どもたちにたくましく生きるための根源的な力を 身に付けてて欲しい。また、物質的な豊かさ、便利さに慣れてしまった 私たち大人も、子どもたちとともに自ら体を動かし汗をかき、農作物を生産しながら、 置き去りにされてきた何か大切なものを見つめなおしたい。そんな思いを大切に、 私たち山善福祉会では、子どもたちや地域のみなさまが自然を身近に感じ、 農作業を実際に体験することができる様々な取り組みに力を注いでいます。 山善福祉会の系列園では、そのほとんどが当福祉会のファームで収穫した米を 給食に使用しています。
「田んぼに入って田植えをしました。」
「タケノコが小さな芽を出しています。」
「キュウリとトマトを収穫しました。」
「稲が実っています」・・・・・
四季折々のファームの表情をお伝えしたり、
作業にいそしむ子どもたちの様子をご覧ください。
『おとのは学園』に隣接して広がる約7300平方メートルのファームおとのは。
子どもたちが自然を身近に感じながら、近年ではあまり体験することができない
田植えや稲刈りにチャレンジしています。
一角には畑も設け、玉ねぎやジャガイモの
栽培なども行っています。
周りを山々に囲まれた自然豊かなファーム笠置。
美しい段々畑や魚池、茶畑などがあり、
夏は蛍の乱舞が見られます。
1年を通して
四季折々の風情を楽しむことができます。
系列園ではここで作られたお茶を使用しています。
全国的な「筍」の名産地として名を覇す長岡京を淀川を挟んで北に望む八幡市にあり、気候風土も良く似ていて、質の良い筍が自慢のファームです。
毎年、系列園の子どもたちがタケノコ狩りにでかけ、見上げるほどの高さの竹林に驚きの声を上げ、たけのこ掘りや虫探しに夢中になっています。