社会福祉法人 山善福祉会 しおさいこども園

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2024/06/24
梅干し、梅ジュース作り
とびうおさん(5歳児)が梅干しと
梅ジュースを作りました。

とびうおさんが部屋に入ってくると、
「いいにおいがする~」
「ももみたいな、あまいにおい!」
梅のとっても良い香りが部屋中に広がっていました。

梅をこのままずっと置いておくとどうなるかな?
「くさる!」
梅が腐らないように、梅干しを作るときには
塩を入れるんだよ。

塩が、ばい菌から梅を守ってくれること、
塩を入れると梅から梅酢が出てくることを
知りました。

梅を手で触ってみると、
「ふわふわしてる~」
「ちゃいろいのがついてる!」
梅のヘタを発見!
つまようじを使って上手にヘタが取れました。

ペーパーの上で、ころころ梅を転がして
梅の繊維をやわらかくしたら、
大きな瓶に梅と塩を交互にいれていきます。
「うめがつぶれないように、そっといれたよ!」
今日の梅干し作りはここまで!
次は、梅ジュース作りです。

あま~い梅ジュースを作るには、
何を入れたらいいかな?
「さとう!」

砂糖も塩と一緒で、梅をばい菌から
守ってくれるんだよ。
砂糖の役割は、甘くすること
だけではないと知りました。

梅ジュースに使う砂糖は、
さらさらの砂糖ではありません。
氷砂糖を見せると、
「ほうせきみたい!」
「おおきい~」
初めて見る氷砂糖に興味深々!
ひとつずつ試食してみました。
「さとうとおなじあじ!」
「あめみたいにかたい!」

梅ジュースに使う梅は、
前日から凍らせておきました。
「こっちのうめはしろい!」
「とってもつめたい~」
「なんでこおらせるの?」
梅を凍らせると、ペーパーでころころしたのと
同じで、梅の繊維がこわれやすくなるんだよ。

繊維が壊れると、梅のエキスが早くでてきて、
カビが生えるのを防ぐことができます。

「うめ、さとう、うめ、さとう…」
とみんなで声を合わせながら、
凍った梅と氷砂糖を大きな瓶に交互に入れました。
梅ジュースも今日はここまで!

「はやく、うめじゅーすのみたい~」
「うめずがあがったらおしえるね!」
と梅干しと梅ジュースの完成を
楽しみにしている子供たちでした。